こんにちは、ぶちょーです。
2019年も残りわずかですが、みなさんはふるさと納税をしましたか?
12月31日23時59分までが2019年分のふるさと納税の期限です。1月からは2020年分になります。
今回は一人暮らしにおすすめの返礼品と、ふるさと納税の仕方を簡単にですが紹介します。
一人暮らしにおすすめなのは、日用品と飲み物!
ふるさと納税サイト等では高級食材(肉・魚)や旅行・宿泊チケット、高還元率の返礼品をおすすめしていますが、個人的には一人暮らしには縁遠いものばかりです。
私は好き嫌いは多い方ですが、食にあまりこだわりが無く、『高級なものを食べたい!』と思うことは少ないです。そのため、高級食材が注目されるふるさと納税には興味が無かったのですが、調べてみると日用品や一般食材の返礼品も多くあります。
ということで、私が寄附した自治体も含めおすすめの返礼品を紹介します。
※私が寄附したのは『佐賀県 基山町』と『静岡県 静岡市』の飲料(お茶)のみです。静岡県 富士市(ティッシュペーパー)と岩手県 北上市(トイレットペーパー)には寄附していません。
※綾鷹、べにふうきは飲んだ経験がありますが、返礼品としてはまだ受け取っていません。受け取ってから再度レビューしようと思っています。
以上を考慮の上お願い致します。
6カ月定期便 綾鷹 525mlPET(計6ケース) 佐賀県 基山町
『急須で入れたような~』でお馴染みの綾鷹 525mlペットボトルです。
水筒を用意するのが面倒なので、私は毎日お茶のペットボトル1つを持って出勤しています。毎朝コンビニや自販機で購入する方も多いのではないでしょうか?
上記返礼品では1か月に1ケース(24本)が届きます。土日を除けば1か月で1ケースを使い切るようなイメージです。毎月届くので保管場所も取りません。(受け取りの手間はあります。)
寄附金額:32,000円のため、おおよそですが独身だと年収350万円~くらいから納税できるはずです。各自で異なるので、詳しくはシミュレーションをしてみて下さい。
どれくらいお得なのか? 1本あたりなんと約14円!
24本×6ヶ月=144本が届くため、実質負担2,000円だとして1本あたり約14円の計算です。スーパーだと100円くらい、自販機だと150円の場合もあるため、80~90%OFFで買えることになります。
Amazonだと定期おトク便(5%OFF)でも84円/本なので、いかに安いかが分かると思います。
1本100円で144本買った場合は14,400円、ふるさと納税だと2,000円負担です。差額分の12,400円を得することになります。
1ケースもあり 寄附額の調整にも使える
定期便ではなく、1ケースだけの返礼品ももちろんあります。
寄附金額:5,500円なので、6ヶ月定期便と比べると少し割高になります。(といっても負担額2,000円は変わらないので、控除上限額以内なら影響ありません。)
寄附金額としては少ない方なので、控除上限額まで6,000円~9,000円の調整にも使えます。
佐賀県基山町はペットボトル飲料の返礼品がたくさん! コーヒーもあり
佐賀県基山町にはコカ・コーラの工場があるためか、ペットボトル飲料が数多く返礼品になっています。紹介した綾鷹だけでなく、コーヒーやスポーツ飲料もあるので、緑茶以外が好きな方にもおすすめです。
べにふうきペットボトル1ケース(350ml 24本入り) 静岡県 静岡市
私の地元、静岡市の返礼品の一つ、べにふうきの350mlペットボトルです。
寄附金額:10,000円で1ケース(24本)貰えます。
綾鷹は5,500円で24本(525ml)なのでこちらの方が割高ですが…実は『メチル化カテキン』という成分が含まれています。このメチル化カテキンには、アレルギー反応(くしゃみ・鼻水・眼のかゆみなど)を抑える効果があります。
つまり、花粉症の時期にピッタリのお茶なんです。
ただし、即効性や持続性という面では薬には敵わないようです。あくまでも継続的に飲むことで効果を発揮するものですね。
1本あたり約83円 Amazonの半額以下で実質購入可能
Amazonだと1ケース4,630円、1本あたり193円で販売されています。2000円/24本=約83円/本なので、1ケースだけでも定価の半額以下で実質購入可能です。
べにふうきの茶葉もあり 温めて飲む場合はこちら
持ち運びに便利なペットボトルは上記の返礼品しか無いようですが、茶葉の状態(急須に淹れるタイプ)は静岡県をはじめ、各自治体が返礼品に設定しています。
私みたいに洗い物が嫌いな人には向きませんが、温めて飲みたい方にはおすすめです。
ボックスティッシュ60箱 静岡県 富士市
何かと便利なティッシュペーパーです。花粉症の時期には消費が増えそうです。
寄附金額:16,000円でなんと60箱も届きます。
5箱パックを1つストックしておけば十分なので、60箱も届いたら置く場所にも困りますね…。一度受け取ったら1~2年はティッシュペーパーを買わなくても良いかもしれません。
なので置き場所に余裕のある方向けです。食品では無いので賞味期限を気にする必要が無く、必ず使うものなので無駄になりにくいと思います。
お得だけれど金額は微妙? 長期的なストック&他の返礼品とセットで!
同じ組数のものでAmazonだと317円/5箱でした。60箱だと3804円なので差額は1804円です。167円/5箱になるので、半額以下…とはなりませんでした。
寄附金額16,000円での計算なので2セット、3セットと寄附すれば割安になります。しかし、60箱でも多いのに120、180もあったらいつ使いきれるのか分かりません…。
ということで、他の返礼品とセットで申し込むのが良いですね。
ナクレトイレットペーパー シングル 12個×6 岩手県 北上市
トイレットペーパーも返礼品にありました。
寄附金額:10,000円でなんと72ロール届きます。
ティッシュペーパーと同様、こんなに届くと置き場所に困るので余裕のある方向けです。しばらく買わなくても良さそうですね。
お得だけれど金額は微妙? 長期的なストック&他の返礼品とセットで!
同じ長さのシングルでAmazonだと502円/12ロールでした。72ロールだと3012円なので、返礼品をこれだけ受け取った際の差額は3012-2000で1012円です。
同じ12ロール換算だと333円/12ロールなので、ティッシュペーパーよりもさらに微妙ですね。こちらも 他の返礼品とセットで申し込むのが良いと思います。
寄附金額は同じでダブルもあり
シングルだけでなくダブルもちゃんとあります。寄附金額も1万円で同じです。
好きな自治体 好きなブランドを探そう!
上記返礼品は『どれだけ安くなるか』で選んでいるので、ブランドや自治体にはあまりこだわってません。(静岡市のみ地元なので宣伝です。)
お茶のペットボトル、ティッシュペーパー、トイレットペーパーは返礼品に指定している自治体は多いので、『地元に寄附したい』とか『寄附金の使用目的』、『返礼品のブランド』等で選ぶのも良いと思います。
私はふるさとチョイスを使っていますが、さとふる、ふるなびも目にしますね。
寄附の仕方 ふるさとチョイスの場合
寄附の仕方を説明します。ふるさとチョイスの例ですが、他のサイトでもほとんど同じだと思うので参考にしてみて下さい。
- 会員登録
- 控除金額のシミュレーション
- 返礼品、自治体、使い道をさがす
- 寄附の手続き(12月31日23時59分まで)
- 控除の申請(ワンストップ特例制度は1月10日まで)
手順としてはこんな感じです。
注意点として、寄附の手続きは年内に行わないと2019年分の所得税の還付・住民税の控除になりません。ただし、過ぎてしまっても2020年分になるだけなので、損するわけではないです。
控除の申請はワンストップ特例制度を利用する場合、1月10日までになります。今からだとかなりタイトですが、一応まだ間に合うはずです。確定申告の場合は関係ありません。
会員登録・控除金額のシミュレーション
まずはふるさとチョイスを開き、右上のボタンから会員登録を選びましょう。
名前、メールアドレスの入力など一般的な入力項目なので特に問題ないと思います。
マイページの上の方に『控除金額を計算』ボタンがあるので、押して計算ページに移動します。
源泉徴収票、または確定申告書の控えを見ながら入力すると、詳細な控除上限額を計算可能です。
計算が終了すると先ほどのマイページに寄附可能金額が表示されるようになります。
源泉徴収票が無い場合は、かんたんシミュレーションでも計算できます。トップ画面上部の『ふるさと納税ガイド』→『かんたんシミュレーション』で計算して下さい。
別サイトですが、控除上限額の早見表(参考)もあります。
返礼品を探す~寄附の手続き
欲しい返礼品や使用目的から、寄附する自治体を探してください。
一人暮らしにおすすめなのは日用品や飲料です。(上で紹介)
個数(数量)を入力して、『寄附へ進む』ボタンを押します。寄附内容の確認画面が表示されるので、『この自治体の申し込みへ進む』ボタンを押してください。
ここからは自治体ごとに少々異なりますが、基本は同じです。寄附金の使い道を選択してください。左側の白丸をクリックするだけです。
特に考えていない…という場合は『市長におまかせ』等の選択項目で首長に任せることも出来ます。最後に『次へ進む』ボタンを押してください。
寄附者の情報、クレジットカード情報を登録してボタンを押していけば寄附することが出来ます。ワンストップ特例制度を利用する場合は『希望する』を選びましょう。
マイページの『あといくら寄附できる?』の部分が減っているはずです。別の自治体に寄附する場合は、返礼品を探すところから繰り返しです。
控除の申請(ワンストップ特例制度の場合)
確定申告の場合は返礼品が届いてからの作業になるので、今回は省略します。
ワンストップ特例制度の場合、まずはふるさとチョイス等の説明を読み、どんな制度なのか理解して下さい。利用できるのは下記を満たした場合です。
一般的なサラリーマンなら1はOK、2の寄附先5つ以内も自身でコントロール可能です。
問題は3の『申し込み毎に自治体へ申請書を提出している』で、この申請書の提出期限が2019年分は2020年1月10日必着です。
ワンストップ特例制度を希望すると自治体から 申請用紙(寄附金税額控除に係る申告特例申請書) が送られてきます。 これに記入して送付するのですが1/10まであまり余裕がありません。
入手できないトラブルを避けるため、自治体からの申請書を待たず上記リンク(ふるさとチョイスです)のPDFを印刷し、準備しておいた方が安全だと思います。(あくまでも年末で時間が無い場合です。)
ふるさとチョイスには申請書の記入例が載っています。こちらを参考に申請書の作成をすると便利です。
さとふるには自治体への送付先住所の検索ができるようになっていました。申請用紙と本人確認書類を同封して、検索した送付先へ1/10までに送りましょう。
まとめ
締め切りギリギリであまり時間がありませんが、上手く利用すれば節約になるのでおすすめです。
2019年分は間に合わなくても、2020年分から始めてみましょう。
トップの画像はいらすとや様より引用させて頂いております。
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