ABLENETでVPSを契約し、MetaTrader4(MT4)のインストール手順を解説します。
20年以上サービスを続ける老舗レンタルサーバーのため、安心して利用可能です。
また、10日間の無料期間があるため、VPSが初めての方に特におすすめです。
契約からMT4使用までの流れ
- ABLENET(エイブルネット)でVPSを契約する
- VPSに接続する
- MT4の設定を行う(ここまで無料期間で出来る!)
- 本契約を行う
契約からMT4が使用可能になるまで、最短で約1時間くらいです。
申し込み日=契約月として計算するため、月初に契約するのがおすすめです。
ABLENET(エイブルネット)でVPSを申し込む
まずはABLENETのサイトへアクセスしましょう。
MT4を使用したいので、左側のVPSを選択します。
右上の『申し込む』か『Win1~4』と書いてある部分をクリックしましょう。
どちらも同じページに移動します。
MT4が1~2個ならWin1で十分です。4個以上稼働している方もいます。
Win2だとWindowsServer2019が使用可能です。(Win1は2012R2のみ)
ストレージをSSD、支払い方法を『試用あり』にします。
クレジットカードの場合のみ無料期間が使えます。
利用規約を読み、すべてチェックを入れます。
契約期間は年払いにした方がお得ですが、月単価は変わりません。
(Win1だとどれを選んでも毎月1250円)
ですが、更新時は通常価格になるので、1年以上使用するなら年払いの方が良いです。
見積金額を確認し、同意するをチェックします。
Win2だとここでWindowsServer2019を選択可能です。
クレジットカード情報を入力し終えると、受付完了のメール(左側)が届きます。
この時点ではまだVPSは使えないので少し待ちます。私の場合は約30分掛かりました。
この段階ではまだ『試用期間』なので料金は発生しません。
VPSに接続する
Windowsの場合
ABLENETにもリモートデスクトップ接続の仕方があるので参考にして下さい。
スタートメニュー→Windowsアクセサリ、もしくは虫眼鏡のアイコンから
『リモートデスクトップ接続』を検索して開きます。
設定完了メールの通り、コンピュータに『IPアドレス(ドットで区切られた数字)』、
ユーザー名に『administrator』と入力し、接続を押します。
パスワードを求められるので、『初期パスワード』を入力し、
アカウントを記憶するにチェックを入れておきます。
この様な画面が出てくれば、接続に成功しています。
リモート操作なので違和感がありますが、通常のPCと同様に操作可能です。
自分のPCでコピー、VPSで貼り付け、という操作も出来ます。
iPhone / Androidの場合
まずは『RD Client』等のリモートデスクトップアプリを入手しましょう。
Remote Desktop
Microsoft Corporation無料posted withアプリーチ
右上の『+』をタップし、出てきた『PCの追加』をタップします。(画像:左)
PC名に設定完了メールの『IPアドレス(ドットで区切られた数字)』を入力します。
ユーザーアカウントには、『administrator』と『初期パスワード』を入力しましょう。
最後に右上の『保存』をタップします。
IPアドレスの表示されたアイコンが出るので、タップするとVPSに接続します。
MT4稼働中の画像ですが、デスクトップの画面が映れば成功です。
上部のアイコンを押すと、キーボードやメニュー画面が出てきます。
VPSはWindowsPCなので、『マウスポインタモード』での操作がおすすめです。
マウスのアイコンをタップすると、マウスポインタモードになります。
指のアイコンだとタップモード(通常のスマフォ操作)です。
右下の『すべてのPCを切断』をタップすると、VPSとの接続を終了します。
セキュリティ設定とMetaTrader4のダウンロード
VPSに接続出来たらMT4をダウンロード…したいところですが、初期状態ではセキュリティ設定がONのため、ファイルのダウンロードが一切できないようになっています。
そのため、まずはセキュリティ設定をOFFにしてからMT4をダウンロードします。
セキュリティ設定をOFFにする
通常のWindowsPCには無い操作ですが、下記の通り行えば心配ありません。
ABLENETにも設定方法をが書かれています。
画面下の道具箱の様なアイコン、『サーバーマネージャー』をクリックします。
左上の『ローカルサーバー』をクリックしてください。
画面右の方に『IEセキュリティ強化の構成』とあるので『有効』をクリックします。
小さなウィンドウが出るので、『両方ともオフ』を選んでOKボタンをクリックします。
次に画面左下のスタートボタン(Windowsボタン)をクリックし、
インターネットエクスプローラー(IE)をクリックして開きます。
右上の『歯車のアイコン』をクリックし、『インターネットオプション』をクリックします。
小さなウィンドウが出るので、『セキュリティ』をクリックし、
『保護モードを有効にする』をクリックしてチェックを外してください。
OKをクリックしてIEを再起動すると、ファイルのダウンロードが可能になります。
MT4のダウンロードとインストール
セキュリティ設定をOFFにしたらMT4をダウンロードします。
VPSでブログを開いてリンクをクリックするか、コピーしてVPS側で貼り付けて下さい。
https://www.xmtrading.com/download/xmtd-mt4 (ダウンロードアドレス)
ダウンロード出来たら、先ほどと反対の手順でセキュリティ設定を有効に戻して下さい。
ダウンロードしたファイルをダブルクリック、
または右クリック→管理者として実行、開くをクリックします。
スマートフォンの場合、ファイルにカーソルを合わせて長押しすると、
右クリックと同じメニューが出ます。
同意書が表示されるので、『次へ』をクリックするとすぐにインストールが始まります。
初めての場合はこれでOKです。
MT4を2つ以上インストールしたい場合、『設定』を押してインストールフォルダと
プログラムグループの名前を変更して下さい。
画像の様に『_2』と付けるだけでもOKです。
EAの設定を行う
MT4がインストール出来たら、さっそくEAを稼働して自動売買を始めましょう!
本契約を行う
無料期間は申込日を1日目として10日目までです。
本契約に移行しないと11日目に削除されるので、必ず無料期間内に本契約に移行します。
もしくはキャンセルの手続きをしておきましょう。
まずABLEパネルにログインします。IDとパスワードは設定完了のメールにあります。
左側に『本契約への移行/試用期間のキャンセル手続きへ進む』メニューがあるので、
クリックして本契約の申請を行います。(画像では既に本契約中のためリンクがありません)
申請後、左のメールが届けばOKです。本契約が開始されると右のメールが届きます。
VPS申込日から計算されるため、10日目に申請しても利用期間は増えません。
私は画像の通り申込日が月末だったので、1ヶ月分損をしてしまいました…
4月に入ってから本契約の申請をしましたが、有効期間は翌年の4月になっていません。
以上で本契約は終了です。
有効期限まで自由にVPSを使用することができます。
Bethany DrouinによるPixabayからの画像
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