こんにちは、ぶちょーです。
この記事ではそうかえんを初めて見学される方向けに、前日~当日の動き方を解説します。
そうかえんって何?何を持って行ったらいいの?という方はこちらの記事もご覧ください。
前日にすること5つ
スタンド席 or 最前列を狙うか、シート席かで前日の動き方が変わります。
初めての場合は無難に電車移動でシート席の真ん中あたりを目指すのが楽だと思います。
経験者がいれば一緒に行動するといいですね。
私は3回とも電車移動で駅周辺のホテルに前泊しています。
駅周辺のホテルに宿泊
御殿場駅に6時半着の電車に乗れる駅周辺に前泊します。
ホテルについては事前準備の記事にも書いています。おすすめは沼津駅周辺のホテルです。
駅、またはホテルに着いたら以下を確認しておきます。
- コインロッカーの場所を確認する
- Suica(交通系ICカード)をチャージしておく
- チェックアウトの方法を聞く
- 荷物を預かってもらえるか確認する
- 飲み物・軽食の準備をする
荷物が多い方はコインロッカーの場所も確認しておきます。余計にお金が掛かりますが、前日から荷物を預けてロッカーを確保しておくと、当日になって『ロッカーが空いてない!』という状況を防げます。
ホテルのフロントで6時前にチェックアウトしたい(始発の電車に乗りたい)旨を伝えておきましょう。チェックアウトの手順を先に聞いておくと良いです。(大抵は問題ないですが念のため。)
荷物を明日の朝から夕方まで預けたいか聞いておくのも良いです。駅からホテルまで戻ることになりますが、コインロッカーより確実です。
忘れがちですが、事前にSuicaをチャージしておきましょう。御殿場駅でのチャージは不可能だと思って下さい。(朝はバスの待機順が遅れる、帰りは混雑で時間が掛かる)
500mlペットボトルの飲み物や軽食は前日に準備しておくと楽です。
とにかく、当日は駅に向かうだけにておきます。
良い席(スタンド・最前列)に座りたい人は
スタンド席やシート席最前列を狙う場合、ホテルに前泊していては間に合いません。
私は経験が無いので聞いた内容になりますが…タクシーで現地入りして徹夜、もしくはシャトルバスよりも早くタクシーで移動が必須です。
シャトルバスは御殿場駅を6時発なので、それより前にタクシーで移動しましょう。
6時だとシャトルバス第一陣が出発、6時半だと始発電車組が御殿場駅に到着なので、どんどん混雑してきます。
当日の動き方解説
私は徹夜や始発以前に現地入りしたことが無いので、下記は始発電車の場合です。
タイムスケジュールはこんな感じです。
- ~5:45 沼津駅着
- 6:00~6:30 沼津駅→御殿場駅
- 6:30~7:30 御殿場駅→会場入り(バス待機30分~+移動30分~)
- 7:30~8:00 シート席確保 (予行演習)
- 8:00~10:00 食べ物・お土産購入、ビデオ放映、音楽演奏
- 10:00~11:00 前段演習
- 11:00~11:30 休憩・トイレ・お土産 (ビデオ放映)
- 11:30~12:10 後段演習
- 13:00~14:00 装備品展示
- バス待機列:2~3時間
- 御殿場駅まで:1時間
ホテル~御殿場駅まで(~6:30)
荷物をホテルorコインロッカーへ預け、沼津駅のホームに5時45分頃までに向かいます。
沼津駅始発は6時ですが、三島駅からの乗客が5時40分ごろには到着しています。静岡駅からの乗客も6時前に到着するので、なるべく早く着いて待っている方が良いです。
ここでポイントになるのが乗車位置で、少しでも早く着きたい方は真ん中よりも進行方向側の車両の左側に乗った方が有利です。
始発だと画像の1番線に着くはずです。見ての通り階段が一つしかなく、ほぼ全乗客が下車するので大変混雑します。進行方向側の車両に乗ることで、少しでも早く階段を上り改札口へたどり着けます。
改札を出たらシャトルバスのある『富士山口』の出口に向かいます。案内の方が立っており、全員同じ方向に向かうので迷わないはずです。
シャトルバスの場合
写真を撮影したのはこの辺りで、バスに乗るまで約30分ほど掛かりました。
往復1100円で演習場まで約30分掛かります。始発で来ると7時半頃に演習場着です。
始発電車より先に着いた人たちが並んでいるため、かなり後ろから並ぶことになります。駅舎を出てすぐ右側にトイレがある(交番より手前)ので、並ぶ前に済ませておく方が良いです。
タクシーの場合
タクシー乗り場は駅舎を出てすぐのこの辺りです。シャトルバスとは別の列(だったと思う)ので注意して下さい。
料金は片道約3000円とバスより割高ですが、4人で乗れば1人約750円になります。1~2人で乗ろうとしている人がいたら相乗りを提案してみましょう。
移動時間が短く乗降場所も演習場に近かったと思うので
バスよりも割高ですが、タクシーの方がおすすめです。
会場着、席の確保が最優先!(~8:00)
会場に着いたら、とにかくシート席の確保が最優先です。
チケット毎に席の場所が決まっていますが、ハガキの場合はEスタンドかシート席のはずです。
Eスタンドは満員の可能性が高いので、スタンド席の間にある入り口からシート席を目指します。
シート席入り口から自衛官の指示に従いまっすぐ進んで列に並びます。
画像右下の様に、黄色と黒のロープが既に着座している見学者の後ろに張ってあるので、この間を一列で奥まで(画像だと右端まで)進んで座ります。前の人と同じようにすれば大丈夫です。
画像だとロープのところに矢印を描いていますが、縦に張ってあるロープの切れ目(通路)から横一列で奥まで進み、一列がいっぱいになったら自衛官の指示でロープまで進み着座、だったと思います。
このときにレジャーシートを広げ過ぎると注意されるので、常識的な範囲にしましょう。反対に、詰めすぎると今度は身動きが取れなくなるので、左右の人とほどほどの間隔を取るようにします。
前後左右の間隔は大体これぐらいしかありません。8時前頃だと前の方に座れます。
演習開始までに、お土産とトイレ(8:00~10:00)
席が確保出来たら、ようやく一息付けます。お疲れ様でした。
8時までは予行演習、8時以降は演習場を均したり水を撒いているので、辺りを見回して演習場の雰囲気を感じると良いと思います。初めてのことばかりなので、単純に面白いです。
一息ついたらトイレ休憩、お土産や食べ物・飲み物を買いに行きましょう。2人以上の場合は荷物の見張り役をしながら交代で行くと良いです。1人の場合は周辺の誰かに頼るしかないですが…貴重品の管理は気を付けて下さい。
9時半ごろまでビデオ放映と音楽演奏がありますが、場所によってはほとんど見えません。日差しが徐々に強くなり待つだけで暇なので、この時間帯が結構辛いです。
演習場前を関係者車両が通行します。防衛大臣が手を振ってくれることもあります。
いよいよ前段演習開始!(10:00~11:10)
10時から11時ごろまで前段演習が実施されます。前段演習は『陸上自衛隊の主要装備品の紹介』なので、これからどういう装備を見せるか、どういう特徴があるか、等をアナウンスします。
ここで注目するポイントは、
『どの装備がいつ射撃を行うか』と 『どこを狙っているか』 の2点です。
緑の旗は準備中で、 旗が緑から赤に変わった装備が最初に射撃を行います。射撃を終えると緑の旗に戻ります。そのため、赤い旗の装備を見つけましょう!
狙っている場所はアナウンスで教えてくれます。『三段山中央』『赤の台』などです。色の台だと分かりやすいですね。演習前にアナウンスで説明があり、貰ったチラシ(防衛ホーム)に載っています。写真を撮りたい場合は出来るだけ覚えておいた方が良いです。
弾着まで時間が掛かる場合は無線で『だんちゃーく……いま!』と教えてくれます。
ヘリコプターが来ると、土埃が舞うのでカメラやスマホを出している方は注意してください。タオルで口元を覆った方が良いかもしれません。
カメラ・スマホで撮影する場合の注意点
前の人が映り込まないように写真・動画を撮ろうとすると、どうしても上半身を起こしてしまう(膝で立つような状態)と思います。
こうなると自分の後ろの人が見えなくなってしまい、その人も膝立ち、更に後ろも…となってしまいます。完全に立ち上がっている人は見たことありませんが…おそらく注意されると思います。
この程度までならOK…というのは難しいですが、常識の範囲内で少し体を起こすくらいにしておいた方が無難です。
スマホで撮影したい方が一斉に手を上に上げるので、一眼レフカメラ(ファインダーを覗く撮り方)の方にはシート席は厳しいのが現状です。私の写真に手などが写っているのはそのためです。(撮影技術もありますが)
どうしても良い写真を撮りたい場合は、最前列化スタンド席を狙うしかありません。
休憩時間は意外と短い(11:10~11:30)
約20分間、休憩時間があります。ずっと座っていたためか、ここでみんな立ち上がります。体を少し動かす等して休憩しましょう。
トレイは混雑するので、休憩時間になったらすぐに行動します。
後段演習開始(11:30~12:10)
11時30分から12時ごろまで後段演習が実施されます。後段演習は『島嶼部に対する攻撃への対応』なので、前段演習の様な装備紹介とは異なり、より実践的な内容です。
注目ポイントはやはり『どの装備はいつ射撃するか』『どこを狙っているか』なのですが、一度に多くの装備が出てくるので、結構忙しい感じです。写真を撮ろうとすると尚更ですね。
演習場の左からヘリコプターが侵入してくるので、全体的に見渡すと良いと思います。
晴れているとF-2戦闘機が見れますが、画像の様に曇りだと『ただいまF-2戦闘機が上空を飛行中です』という旨のアナウンスの後、爆発が起こります(笑)
バスに急ぐか、装備品展示まで待機
後段演習が終わると、観客が一斉に動き始めます。実際には、演習の最後の方になると席を立つ人がちらほら出始めます。
このとき、シート席の前の方が若干空くので、写真を撮りたい方は前の方へ行きましょう。
戦車がシート席の目の前を走行し、隊員の方が手を振ってくれます。
バスに乗る場合 (12:10~)
大半の方がここでバス待機列に並ぶので非常に時間が掛かります。
私は上記の様に戦車を見送った後、12時半から待機列に並びバスに乗れたのは15時でした。待機列が短そうに見えても、実際は遠くの方をでぐるっと回るようになっているので、見た目よりも長いです。
最悪2~3時間はバス待機の列に並ぶことを覚悟して下さい。この間ずっと立ちっぱなしで列もほとんど動かないので辛いです。
待機列の途中にも飲み物の販売(最後です)があったり、DJ自衛官?がDJポリス風にマイクパフォーマンスをしていたりします。
装備品展示(13:00~14:00)
装備品展示を見る場合は13時まで待機することになります。
シート席はガラガラになるので、好きな場所に座れます(笑)
戦車やヘリの近くまで接近して写真を撮れます。地面がぬかるんでいるので注意しましょう。
装備を見て回り、満足したら帰ります。最後まで残っても特に何もなかったと思います。
移動~御殿場駅着(約1時間)
皆が一斉に帰るので、会場から御殿場駅まで渋滞しておりバスで1時間ぐらい掛かります。
タクシーだと裏道を通ってくれるので多少早いです。料金は上がりますが早く帰りたい場合はタクシーがおすすめです。
歩いて帰る方もいるようですが…Googleによると約2時間かかるそうなのでお勧めしません。途中(演習場付近)でタクシーを拾える可能性も低いです。
このようなイベント時は、会場ー最寄り駅をピストン輸送しており、タクシーの表示は『迎車』や『予約』になっていることが多いです。
『空車』の場合はお客さんが居たら止まらなければいけませんが、『迎車』や『予約』だと止まらなくていいそうです。(そういう決まりがあるようです→タクシー表示板の意味)
タクシー運転手としても決められた場所以外で乗る人・乗せる人は『ルール違反』と思っているようで、上記の話を教えてもらいました。ですので、途中でタクシーを見かけて手を上げても、止まってもらえない可能性が高いです。
御殿場駅で一休み
当然ですが御殿場駅も混雑しています。
通常だと沼津・国府津方面それぞれ1時間に2本しか電車がありません。(臨時列車があったか覚えていませんが、混雑していることは確かです。)
券売機前は大渋滞なので、ここで切符を買う・Suicaチャージをすると時間が掛かるので、事前に購入・チャージしておくことをおすすめします。モバイルsuicaだと楽ですね。
切符だと当日朝になりますが、早く待機列に並びたいので…やはり前日にチャージが良いです。
私は駅前の飲食店で休憩してから帰宅しています。
まとめ
ということで、前日~当日の動き方と注意点でした。
十分な準備をして、当日は演習を楽しみましょう!
最後に、タイムスケジュール(目安)をもう一度載せておきます。参考にしてみて下さい。
- ~5:45 沼津駅着
- 6:00~6:30 沼津駅→御殿場駅
- 6:30~7:30 御殿場駅→会場入り(バス待機30分~+移動30分~)
- 7:30~8:00 シート席確保 (予行演習)
- 8:00~10:00 食べ物・お土産購入、ビデオ放映、音楽演奏
- 10:00~11:00 前段演習
- 11:00~11:30 休憩・トイレ・お土産 (ビデオ放映)
- 11:30~12:10 後段演習
- 13:00~14:00 装備品展示
- バス待機列:2~3時間
- 演習場→御殿場駅まで:1時間
コメント